1/24(土)、日本財団「WORK FOR 東北」説明会 http://bit.ly/18E8F3S に参加しました。その報告です。

1. 概要
 東日本大震災の被災地が必要とする人材を現地へ送ることを目的としたプロジェクト。2013年10月に事業が開始され、復興庁協働事業として運営されている。

2. 募集人材
 ・岩手、宮城、福島の3県自治体を中心とした「復興に関わる業務」
 ・自治体だけでは対応できない民間キャリアが求められる業務(まちづくり、産業振興、コミュニティ支援など)

3. 募集案件の条件
 ・身分:任期付の公務員(復興庁職員、自治体職員)、準公共の民間団体職員
 ・給与:概ね年250〜400万円
 ・勤務期間:最短1年、通常2〜3年
 ・その他:普通自動車運転免許はほ全ての案件で必須。
 
4. 参加目的
 ・被災地の復興に関する知識を更新する。
 ・一度は被災地で働いてみたいので募集案件を把握する。

5. 説明会に関する感想
 ・被災地はリソース(特に人材)不足。
 ・被災地の抱える課題は日本で潜在的にあるいは顕在化しつつある、最先端のそれ(人口減少を主因とする各種リソースの減少に対処しながらの、表面では経済活動の活性化、裏面では地域共同体活動の再構築)である。案件の難易度は高い。
 ・自治体側のプレゼンテーションがいずれも魅力的。発表者は広報慣れしており、自治体の特色も出ていた。好印象を受けた案件は釜石市2件(地方創生UIターン企画の立ち上げ、地域コーディネーター)、岩泉町1件(地域資源を活用した地域振興)、女川町2件(行政ネットワークシステムや防災システムの再構築)。
 ・参加者の年齢層:20〜30代3割、40〜50代5割、60代2割。合計で100人程度参加。40代前後の参加者が当初予想よりも多めだった。
 ・私は普通自動車運転免許を有していないので、残念ながらほとんどの案件に応募することが難しそうだ。

以上