2013/3/16 2回目読了。
 無限論を題材にした数学と哲学に関する物語り。著者があとがきで「自発的に、大学の仕事から解放された年末に、クリスマスも大掃除もそこそこにして、出版のあてもなく書いた」(p.232)本。結局に無限論がわからなくても、3人の登場人物(ぼく、タカハシさん、タジマ先生)の会話を追うだけでほっと和みます。